労基法違反:少女の脱衣映像配信 「ライブチャット」初摘発
毎日新聞 2012年9月8日
 「ライブチャット」と呼ばれるインターネットの動画交信サイトに女子高校生を出演させ、下着を脱ぐ映像などを男性客に見せたとして、A・G県警合同捜査本部は7日、N市K区S5、チャットルーム経営、K容疑者(26)を労働基準法(危険有害業務の就業制限など)違反の疑いで逮捕した。捜査本部によると同法違反容疑でのライブチャット関係者の摘発は全国初という。

 捜査本部によると、K容疑者はN市N区のマンションの一室で、ウェブカメラ付きのパソコンを設置した「チャットルーム」を運営し、女性たちを働かせていた。

 逮捕容疑は、昨年10月から今年1月にかけ、G県K市の女子高校生(16)が18歳未満と知りながら、カメラの前で下着を脱ぐなどの行為を7回させ、映像を配信したとされる。労基法は福祉に有害な場所での18歳未満の業務を禁止している。捜査本部によると、女子高校生は1時間当たり最高で6300円を得ていた。