シラバス改善版

モジュール5「最終振り返り」での学びの概要

モジュール5「最終振り返り」では、モジュール1からモジュール4での学びを元に自身のシラバスの改善を行いました。以下のデジタルバッジをクリックすると、モジュール5での学びの詳細(レポート、相互コメント等)が確認できます。

モジュール5 デジタルバッジ

このモジュールでの学びを元に作成した授業改善計画

有吉彰子mod5

有吉彰子mod52-1

教員からのコメント

有吉さん:
フィードバックが遅くなり申し訳ございません。
モジュール5の最終課題の要件を満たしたレポートで、合格と判定しました。

<形式面でのチェック>
・学習目標、評価方法、授業方法が書かれている。
→シラバスにコース全体の到達目標・評価方法・授業方法に対して臨床実習2における到達目標、評価方法、授業方法がそれぞれ記載されていることを確認しました。
・モジュール1で学習したことが授業計画にどのように反映されているのか、説明されている。
→レポートの最後で説明が書かれていることを確認しました。
・モジュール2・3・4で学習した各アイデアを導入したかどうか、授業計画にどのように反映されているのかが、理由と共に説明されている。
→臨床実習の学修目標、評価方法、授業方法のそれぞれに対してどのアイディアを採用しているか、またそれはなぜかが説明されていることを確認しました。

<内容面でのチェック>
各モジュールでの学びが適切に授業計画に反映されている。
→このレポートを読んだ範囲では、改善前の状態がどうだったかが必ずしも明確に読み取れませんでした。しかし、改善アイディアは無理がない範囲で授業の計画を改善することができそうだと感じました。とくに、「大事なことは3回やる」で「画像解剖学の自己学習ツールは期間をあけて3回満点をとるようにさせる」ことや、「ポートフォリオ」で「学び方を学ぶワークショップの事後課題として、自分の学びを伸ばすプランを作成させ、実行させる」等の工夫は、学びを定着させる上で効果が見込まれる案だと思いました。
→ また、事前学習に不慣れな学生のために、「月曜午前を自主学習時間として確保し、その時間は学習する場所と教科書のみ提供し、出席は必須とせず、質問があれば教員が対応する」機会を設けること、「個人→グループ→個人」では、「来週実習で取り扱う疾患とその重要なポイント一覧(&最終テスト)を金曜午後にオンラインで全 て提供し、分担して調べてお互い教え合う形にさせるか、全て個人で調べて取り組むかも含めて学生に考えさせる」等の工夫は、学習における学習者の負担を減らし、学習内容やスタイルに慣れさせるために効果が見込まれる工夫だと思いました。
→読影レポートの作成が「オリジナリティのある成果を生み出す」という解釈ですが、これが「オリジナリティを求める」ことなのか、それともより正確で分かりやすい表現方法を模索しているのかを確認するとよいでしょう。正確で分かりやすい表現方法の模索であれば「学び方を学ぶ目標」に該当しそうです。
→今回、公開を目的としないという理由で採用を見送った「ポートフォリオ」については、それ以外の改善をやったうえで、導入ができるかどうか再度検討するとよいでしょう。 
→これらの点も含めて、モジュール2~4へのコメントをもう一度確認してください。今回検討した授業改善案を部分的にでも実行に移し、その成果を共有する機会を設けてもらえればうれしいです。お疲れさまでした。(山下・鈴木)