本節の目的
ファイル転送のための設定や、Webサーバ上でのフォルダの作成など、作成したHTMLファイルなどのWebページ用ファイルをサーバに送る(アップロードする)ための準備を行います。
WebDAVとは
インターネットサービスプロバイダの多くでは、ファイル転送にはFTPやSCP(Secure CoPy)が利用されています。熊本大学では、セキュリティへの配慮からWebDAVを利用します。 WebDAV(Distributed Authoring and Versioning protocol for the WWW)とは、WWW(World Wide Web)において、ファイルの転送に使われるプロトコル HTTP(Hyper Text Transfer Protcol)を拡張し、ウェブブラウザを利用して、ウェブサーバ上のファイル転送やフォルダを管理できるようにした仕組みのことです。本学でのWebDAVの利用は、権限のあるユーザのみに制限しています。皆さんが作成したウェブページのアップロードや、個人の作業用として貸与されるサーバへのファイル転送を行う場合に利用します。
FTP等を利用したサーバ接続の場合と異なり、WebDAVによるサーバ接続では、サーバ内のフォルダを自身の手元にあるPC内にあるフォルダと同様に操作することができます。
WebDAVの設定
WebDAVを利用するには個人のPCへの設定が必要となります。下記の情報を参考にしてください。ユーザ名とパスワードは、統合認証システムへログインする際に利用する学生番号類似IDです。
WebDAVの設定情報
以下情報を利用し、WebDAVの設定を行ってください。
- WindowsOSの場合: WebDAVクライアントTeamFileの導入手順 WinSCPを利用したWebDAV接続
- MacOSの場合: WebDAVによるファイルのアップロード (注) WindowOSにも、MacOSの場合と同様に、OS固有のWebDAVクライアント機能が備わっていますが、OS固有の機能では、うまくサーバに接続できない症状が多々発生しているため、本学では、WebDAVクライアントTeamFile 他を導入し、利用することを薦めています。
WebDAVの設定に必要な情報
- サーバアドレス:https://st.gsis.kumamoto-u.ac.jp/学生番号類似IDdav/
(例) 学生番号類似IDが「123d9876」の場合 https://st.gsis.kumamoto-u.ac.jp/123d9876dav/ - ユーザ名:学生番号類似ID
- パスワード:配布されたパスワード