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1-8 学校における利用規則とマナー
 みなさんが所属する学校(団体)には、ネットワークの利用方法などについて決まりがあります。 通常、あなたのアカウントが発行されたときに利用規則についての説明を受けるはずです。これを守らないと、多くの人に迷惑をかけることになり、場合によっては懲戒の対象となったり、利用停止の処分を受けたりすることがあります。
 ここでは利用規則を守ることの重要性を学ぶとともに、学校でのネットワーク利用において一人ひとりが守らなければいけないマナーについても確認しておきましょう。
1.アカウントの管理責任
■ 他人のアカウントでログインしない

 他人のアカウントでログインしてはいけません。もちろん、他人のファイルをのぞき見したり、改ざん、破壊したり、悪用したりすることは許されない行為です。 かりに、腕試しやいたずら程度の軽い気持ちであったとしても、不正アクセスや電磁的記録不正作出罪などとして処罰対象になります。
 また、たとえ一時的でも自分のアカウントを人に貸すべきではありません。自分が貸したアカウントによって不正行為が行われた場合、アカウントを貸した人の責任問われる場合もあります。  詳しくは6-5「不正アクセス禁止法」で学習します。

■ 席を離れるときはこまめにログアウトする

 ログインしたまま席を立つと、悪意のある人が、あなたのメールを見たり、あなたの名前でメールを送るなど、第2章で学習する「なりすまし」のトラブルに巻き込まれる可能性があります。席を離れるときは、こまめにログアウトするようにしましょう。 ちょっとした隙が、個人情報流出のきっかけとなることがあります。

2.実習室でのルールとマナー
■ 共用コンピュータの設定を勝手に変更しない

 システムやアプリケーションの設定を勝手に変更したり、アプリケーションを勝手にインストールしたりするのはやめましょう。

■ 音声はヘッドホンで

 コンピュータルームで騒いだり、音楽を聴くのは、周りの人に迷惑です。 また、最近は音声でのナビゲーションやBGMなどを入れたWebページがありますが、これも周囲に迷惑をかけます。音声を消すかヘッドホンで聞くようにしましょう。

■ トラブルに気づいたら

 サーバのダウンなど重大な障害が起こった場合は、むやみに騒がず、すみやかに管理者に知らせましょう。 ただし、パソコンやソフトウェアの操作方法などの初歩的な質問は、安易に管理者に問い合わせず、マニュアルをよく読んだり、知人に尋ねたりして解決するようにしましょう。

■ ネットワークの無断利用・不正使用

 共用の部屋やスペースに設置してある情報コンセントなどに、利用申請をせずに接続してネットワークを利用する ことは、不正アクセスとなりますので のはやめましょう。

3.無駄な使い方をしない
■ サイズの大きなファイルをダウンロードするときは周りの状況を考える

 サイズの大きいファイルをダウンロードすると、回線を流れるデータが増えて、同時にアクセスしている人たちの通信速度を低下させる場合があります。

■ 不要なファイルをやりとりしない

 ファイルの送受信はネットワークに大きな負担をかけることになります。利用者の多いネットワークでは、たくさんのファイルを送ることで通信速度を低下させることもあります。

■ 大量のファイルをサーバに放置しない

 共用サーバの容量は有限ですから、サーバに不要なファイルを置いたままにしておくと、ほかの利用者の使えるスペースを圧迫してしまう場合があります。不要なファイルは削除しましょう。

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