| 2-5 | 認証方式 |
ユーザの認証は、前節までに学習したパスワード以外にも、下記のような方式があります。
不正アクセスによってパスワードが盗まれることを防ぐ方法として、ワンタイムパスワード認証方式があります。
ワンタイムパスワードは、その名前が示すように、毎回ログイン時に発行され、1度限りで使い捨てにするものです。
誰かに知られても、そのパスワードは次回のログイン時には無効になっています。
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【ワンタイムパスワード認証を体験するにはこちら】
ユーザ本人の身体的特徴を生体情報として使った認証方式をバイオメトリックス認証(生体認証)といいます。
認証に用いられるのは、指紋、顔、声紋、手のひらや指の静脈、目の虹彩などで、それぞれ特別な装置が必要です。
これらの方式で、最も一般化しているのが指紋による認証です。
ノートパソコンやUSBメモリなど、小型で盗難にあいやすい機器に指紋認証センサを取り付けて販売されています。

また、ICカードと手のひらや指の静脈による認証を組み合わせた方式を採用する銀行もあります。
身体的特徴はコピーが難しいため、バイオメトリックス認証は強固なセキュリティを確保でき、また身体的特徴であるため紛失したり忘れたりすることが避けられます。
反面、コストが高く、経年変化やケガや病気のために本人であっても認証に失敗する可能性もあります。