サンプルケースファイル・サンプルケースを体験・確認し、以下のような事を考えた。
・少なくとも学習直後には好評であるものの、実際の場面で活用がしきれない面があり(保持・転移の部分)その部分のカバーが出来る工夫が必要。
・選択肢はyesとnoの2択であり実際の文脈に沿った内容提示をしているが、実業務では単純な2択ではない事もあり得ると予測され、複数選択を提示していく必要もある。
・実業務で困った際に振り返ることのできるように、コースの振り返りを可能とすることや、フェーズごとのまとめをレジュメとして保存出来る様にしておくなどの対策が必要。(忙しい時にすぐに振り返れるものと、じっくりと振り返ることの出来る材料を選べる ようにしておく:転移の為の練習を加える)
・複雑な課題解決を求められる学習内容であり、構成主義に基づく学習支援を充実する方向で検討していきたいと考える。複数の視点(ステークホルダー、他学習者など)からの情報提供を増やし、学習者同士の共同作業(情報共有)を通じて実際のプロジェクトの様な共同的な作業をもとに知識構築を行う方向を検討したい。
・感想レベルの評価ではあるが、全般に学習者に好評であるためコースの新規開発ではなく、コース改訂の方向で進め、依頼先であるE社の実際のプロジェクト事例や実写を用いたコンテンツにすることが望ましいと考える。
以上