Webアプリケーション

本節の目的
Webアプリケーション利用上の注意点を理解しましょう。

Webアプリケーションとは

これまで皆さんが演習で使ってきたソフトウェアは「デスクトップアプリケーション」と呼ばれ、ソフトを使うには前もってそ のパソコンにソフトウェアをインストールしておく必要がありました。 これに対し、最近ではWebブラウザを使って様々な作業を行えるようにする「Webアプリケーション」が普及し始めています。以前の演習でJavaScriptを使って動きのあるWebページを作ってもらいましたが、基本的には同じ仕組みを使っています。

普段よく目にするWebアプリケーションの例としては、 ブログ・オンライン銀行・宿泊予約・ショッピングサイトなどがあります。 皆さんにとっては、Moodle、SOSEKI、熊大ポータルなどが、もっと身近にあるWebアプリケーションですね。 初期のWebアプリケーションでは「入力欄に文字を記入する」「選択肢をクリックする」といった簡単な操作しかできませんでしたが、最近の高機能なWebアプリケーションではデスクトップアプリケーションと変わらない感覚で電子メールをやりとりしたり、文書を作成できるものまであります。

Webアプリケーションの特徴は「WebブラウザでそのアプリケーションのURIにアクセスするだけですぐに利用できる」ことにあります。 Web ブラウザの他にはソフトウェアを前もってインストールしておく必要が無く、また、Webブラウザが利用可能な環境であればWindows,Linux, MacOSのどの環境でも利用できます。 更に、iPhone/Android携帯などのスマートフォンやiPad/iPod touchなどのPDA(携帯情報端末)からも使えてしまいます。

Webアプリケーション利用上の注意

GoogleAppsに限らず、これからはWebアプリケーションを使って作業をする機会が増えると思います。しかし、Webアプリケーションはデスクトップアプリケーションと異なりインターネット上のサーバにデータが保存されることから、利用には注意が必要です。

  • 万が一にでも流出して困る情報は扱わないこと
  • 著作権を遵守すること
  • データのバックアップを行うこと
  • 明らかに著作権違反であることが分かる素材は利用しないこと



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最終更新日時: 2014年 10月 6日(月曜日) 13:38