課題1ケースとその要件
課題1(第7回で提出)
教授システム改善(課題1ケース)に関する提案と評価(個人提出:40点)
各グループ内における検討やグループ間の相互コメントを踏まえ、課題1ケースに対する改善提案書(要件を満たすもの)を個人提出する。
課題1ではグループ毎に割り振られた案件を分析し、改善提案を考えていきます。分析対象となる案件についてはこのページで、改善提案書に求められている要件については「課題1の要件」のページで確認してください。なお、課題1(改善提案書)は各個人による提出となります。
課題1ケース (4ページ/245KB) |
課題1の要件
1.仕様
- 下記2~8について記述され、9の条件を満たしていること。
2.提案概要
- 提案書の冒頭に提案の概要やコンセプト(300字以内)
3.現状分析の結果
- ケースから読み取れるクライアント側の状況
- 上記の状況の原因となった「コンテンツの長所と短所」
4.提案の方向性
- 提案として目指すところや提案内容に至った考え方
5.図
- 提案後のコンテンツのイメージ(ごく簡単な絵コンテ程度のものや現コンテンツ画面キャプチャを合成・改変したものでも可)
- 現状の画面遷移図(画面遷移について改善提案がある場合は改善後の画面遷移図も添えること)。
6.RFP項目の検討結果
- 全てのRFPへの対応
ただし、RFP自体がクライアントの利益に繋がらないと判断した場合には、そのRFPに対する建設的な批判(RFPに対応しない理由と代替案)
7.コンテンツの利用・活用方法
- 当該コンテンツをどのように用いて教育・学習活動を行なうかについて
8.提案の理論的背景
- 提案にあたって参考にした理論(その理論について詳しく説明する必要は無いが、その理論を初めて聞くクライアントであっても価値を感じる程度には説明すること)
9.その他
- 受講者番号(ID)、氏名が記載されていること。
- Word、Excel、PowerPoint、PDF、テキストのいずれかのファイル形式になっていること。
- A4またはA3でプリントアウトできること(様式は自由)。
- 提案書本紙はA4で8枚以内またはA3で4枚以内(上記要件を満たしていれば1枚でも可)
- 提案書本紙に加えて「別添資料」(枚数制限無し)を添付しても構わない(任意。下記<参考情報>を参照のこと)。
<補足>
提案書を読む側(業務においては提案を受ける顧客、本科目においては採点する教員)の立場からすると、少ないページで簡潔に書かれているものが歓迎されます。その点を考慮して課題を作成しましょう。
<参考情報>
クライアント側は、その提案をはじめて聞く際、基本的には提案書本紙しか読んでくれないことが多く、枚数が多くなればそれだけ提案に対する印象が悪くなる可能性が高くなりますので、枚数は出来る限り絞り込み、コンセプトやウリ(アピールしたいポイント)が明確になるようにしましょう。
そのために、提示する情報に優先順位をつけ、その提案をアピールし、クライアント側に「その提案は望ましい上、実現可能である」点を理解してもらう上で必要最低限の情報を提案書本紙に示すようにしましょう。
その上で、「必要最低限」以外、つまり「あった方が良い」「あっても良い」程度の情報については「より詳しいことは別添資料をご覧下さい」という形で提示・添付することも常套手段としてアリですので、ここでもそこまではOKとします。
別添資料の使い方として、提案書本紙で書いたコンセプトやウリを強化したり裏付けたりする情報(かつ重要度がそれほど高くない=その情報が無くても提案内容は理解できるもの)を、本紙に書いたコンセプトやウリとひもづけして(リンクさせるように)別添資料で示す、といったことが考えられます。
ただ、このような「別添資料」はクライアント側からすると、提案の検討初期では読まれることは少なく、特にコンペなどではまず読まれないとお考え下さい。基本的には提案書本紙だけで、コンセプトやウリが十分伝わるようにしましょう。今回の採点・添削に際しても読まれない可能性が高いと考えておいてください。
上記を勘案の上、別添資料を作成・提出してください。