問題解決方法論の視点からは、「問題解決から生み出される学習もまた1つの目標であるとみなす」という考え方は、魅力的だと言えるでしょう。一方で、人材育成方法論の視点にたつと、「個人・組織は問題解決を通じて学んでいく」ということは、「個人・組織が学習する最良の方法は、実践の場における“問題解決”」ということを必ずしも意味しません。
そこで、「問題解決を通じた学習」について批判的な考察を行い、そのような学習方法が必ずしも有効ではないと考えられる状況(ないしは、学習テーマ・学習目標・対象者、等々)を、3つ以上提示し、掲示板へ書き込んでください。
さらに、他の受講者が作成したスレッドを1つ以上選び、自分の書き込みと比較検討した上で、コメント(スレッドへ返信)してください。
なお、書き込みに当たっては、以下の点に留意してください。
- 「問題解決を通じた学習」という考え方は、アクション・ラーニングのみが提唱しているわけではありませんが、今回は“マーコード流”のアクション・ラーニングを念頭において、考察を進めてください。
(可能であれば、アクション・ラーニング以外の方法論に言及してもらっても構いません。) - 今回は、「問題解決を通じた学習」という人材育成の方法論について批判的な視点から理解することがねらいですので、その問題点に対する具体的なソリューションの提案までは必要ありません。
(もちろん、可能であれば、ソリューションを提案しても構いません。) - 書き込みのボリューム(字数)については、特に条件を設けませんが、一応、1500字程度を目安とします。
(これより多くても構いません。少ない場合でも、内容的に充実したものであれば問題ありません。)