経営学特論では、研修・セミナーといった“フォーマル”な教育プログラムだけでなく、現場において仕事に従事する中での“インフォーマル”な学習(実践知・経験知の獲得)をも含んだ活動として、人材育成という活動の理解をめざしてきました。この点を踏まえ、授業の「まとめ」にあたる【第15回】では、社会人の「仕事に関する学習のデザイン」というテーマでのレポート作成を通じて、これまで学習してきた内容を整理していきます。
学習のねらい・内容・進め方
学習のねらい
学習の内容と進め方
以上で述べた学習のねらいを踏まえた上で、以下の1)・2)・3)を行ってください。
1) 経営学特論における「学習のねらい」を再確認する (学習内容 A に対応)
まず、【第1回】の教材を再度精読し、経営学特論における学習のねらい、違いを整理してください。特に、ワークプレイスラーニング研究の概念に基づく「人材育成」の意味について再確認してください。さらに、【タスク1】で述べた人材育成に関する自分自身の問題意識を再確認してください。
2) 【第2回】〜【第14回】の学習内容について再確認する (学習内容 B に対応)
【第2回】から【第14回】の教材を再度通読し、これまでに学習してきた重要概念について整理してください。また、これまでに取り組んできた課題内容(自分および他の受講者の解答)を読み直し、「実践知・経験知の獲得」に直接的・間接的にかかわる箇所をピックアップし、“学術的な概念”と“現場における課題”について整理してください。
3) 社会人の「仕事に関する学習」のデザインについて考察する (学習内容 C に対応)
以上1)・2)を踏まえた上で、社会人の「仕事に関する学習」のデザインについて、論じてください。これが【課題2】および【タスク15】になります。
なお、【課題2】の進め方についての詳細は、次の章を参照してください。
最終更新日時: 2022年 03月 25日(金曜日) 17:47