大量電子メール送付:容疑でYの男ら逮捕--K県警Y署 |
毎日新聞 2010年1月20日 |
K県Y市の副市長らに大量の電子メールを送りつけたなどとして、県警Y署は19日、Y市、無職、T(60)と、弟のY市、会社員、T(58)の両容疑者を県迷惑行為等防止条例違反容疑で逮捕した。07年ごろから計約20万5000件のメールを市に送り、メールサーバーが不具合を起こしたこともあったという。
2人の容疑は、昨年8月中旬~10月中旬の間、送信を拒否しているのにY市のI副市長と旧Y市のK市長に対し、市役所に数十件のメールを送ったり、自宅に頻繁に電話をかけたりしたとしている。T容疑者は以前、Y市に住んでいた。2人とも容疑を認めているという。
Y署や市によると、両容疑者は県道や市道の用地買収に絡み、所有権移転登記などで市に不正があったと訴え、07年9月ごろから大量のメールを市の担当課などに送りつけ「バカたれ、泥棒、詐欺師」などと中傷していたという。メールも電話もほぼ毎日で、電話は午前7時~午後10時、多い時は1日7回に上った。市は「(用地買収の)手続きは正当なものだった」としている。
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