県生物工学研究所の個人情報流出:15台でデータ消去 |
毎日新聞 2008年6月12日 |
県が廃棄したパソコンがインターネットオークションで転売され、個人情報が流出した問題で、県農業普及技術課などは11日、転売された25台のうち、既に購入先が判明した4台を含む15台でデータ消去が確認されたと発表した。これで情報流出が懸念されるパソコンは10台となった。
同課によると、10台には県内外66人分のメールアドレスが残っているとみられる。10台のうち7台は既に購入者の氏名や住所を確認済み。廃棄を委託されたY商事(K県S市)が連絡を取り、データ消去の確認を行っている。3台の転売先も現在、同社が調査中。
県生物工学研究所(K市)が3月、リース元の情報処理サービス業のI(M市)に返却した際、両者ともデータ消去を確認せず、Y商事に廃棄を委託。同社の元アルバイト男性が持ち出し転売したことが分かっている。
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