個人情報:1万5000人の流出で、A市職員が停職 |
毎日新聞 2012年9月29日 |
A市は28日、延べ約1万5000人の個人情報を流出させたとして、市上下水道局お客様センター主事の男性職員(38)を同日付で停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。
市人事課や同局総務課によると、同職員は自宅パソコンに住民基本台帳から抽出したK町民ら延べ約1万5369人分の個人情報を保存。このパソコンにファイル共有ソフトをインストールしたため情報が流出した。市の調べに対し、同職員は当初、共有ソフトの使用を否定したり、自宅パソコンのハードディスク提出を拒むなどしたといい、市は「過失を隠蔽(いんぺい)する意図があった」と判断した。
監督責任で上下水道事業管理者(58)は減給1カ月(10分の1)の懲戒処分、同局理事ら上司3人を訓告処分とした。
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