硫化水素:男性自殺で発生 客ら500人が避難 |
毎日新聞 2008年5月31日 |
G市K町の「Gホテル」で30日、8階客室から異臭がした事件で、客室のユニットバスの浴槽内から男性の遺体が見つかった。県警G署は、男性が硫化水素を発生させて自殺したとみて調べている。
従業員男女7人とホテル内のパソコン教室の女性従業員2人、前を通りかかった17歳と19歳の女子高校生2人、男性消防隊員の計12人が「気分が悪い」と訴え病院に運ばれた。いずれも症状は軽いという。
調べでは、死亡したのは、東京都A区の男性(28)とみられ、28日から宿泊していた。
ホテルはJRG駅前にあり、周辺が約2時間半にわたって立ち入り規制されるなど、騒然とした。ホテル従業員やテナント従業員、客ら約500人が一時ホテル外に避難した。
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