E百貨店の顧客情報流出:不正アクセス、新たに1300人分流出か |
毎日新聞 2010年12月11日 |
インターネットショッピング用のサーバーが不正アクセスを受け、顧客の個人情報が流出したE百貨店(H市)は10日、新たに最大約1300人分の名前や住所などが流出した可能性があることが分かったと発表した。
発表によると、流出が疑われるのは、同百貨店が開設した中元、歳暮、おせちの専用サイトを00年6月~04年12月に利用した610人分と、商品配送先の678人分の住所、名前、電話番号など。
同百貨店は不正アクセスを受ける前に、サイト管理を委託していた会社にこれらのデータを消去するよう指示し、消去の手続きは行われた。
しかし、データ記憶に使われるハードディスクの物理的特性から、特殊な操作をすると消去したはずのデータも読み出せた可能性があることが分かったという。実際に何人分のデータが読み出し可能な状態にあったかは不明としている。
この不正アクセスでは2079人分のクレジットカード情報などと、商品配送先の5479人分の住所や名前などが流出したことが分かっていた。この問題で、同百貨店は専用のコールセンターを設けた。
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