A顧客情報流出:詐欺容疑、男女逮捕へ 情報を悪用 |
毎日新聞 2010年5月20日 |
外資系生命保険大手「A」から流出した顧客のクレジットカード情報を悪用し、インターネットで商品を購入したとして、警視庁捜査2課とH署は20日、東京都内の無職の男女2人について、詐欺容疑で取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。
A社の顧客情報流出を巡っては、約3万2000人分のカード番号や有効期限のデータが第三者に渡り、一部がネットショッピングに悪用されている。男女は、A社のホストコンピューターに不正アクセスして情報を抜き取った疑いがある業務委託先の中国企業の社員とは接点がないとみられるが、捜査2課はデータの入手経緯を追及する。
捜査関係者によると、2人は不正に入手したカードの名義人になりすまし、ネットで数十万円の商品を購入した疑いが持たれている。
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